初心者が買ってはいけない投資信託 第2弾

こがちゃんねるです。

初心者が絶対に買ってはいけない投資信託の2つ目は毎月分配型の投資信託です。

毎月分配型の商品は特に現役を引退した高齢の方々から根強い人気があります。
毎月分配型は毎月お給料のように分配金がもらえるのでまさに不労所得みたいでいいじゃんと感じる方が多いと思うんですがただこの毎月分配型のファンドはメリットよりもデメリットの方が大きいので買わない方がいいです。

毎月分配型のどこがダメなのかというと、一つは単純に手数料が割高な商品が多いということと、もう一つは分配金をもらって得した気分になっていたけど実は元本を取り崩しているだけだったというファンドが多いからです。

まず手数料についてですが今時の低コストな投資信託であれば購入時の手数料は無料で、運用中にかかる費用、つまり信託報酬は0.1%台であることが多いです。

例えばeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)で言えば、購入時の手数料はもちろん無料です。そして信託報酬は0.1144%となっていてかなりの低コストになっています。
一方毎月分配型の投資信託は購入時に手数料がかかって、しかも信託報酬が1%を超えるものも少なくありません。 

例えば毎月分配型で特に人気なものでピクテ・グローバル・インカム株式ファンドという商品があります。
この商品は購入時の手数料が最大で3.85%かかります。
また、信託報酬は1.81%です。信託報酬が1.81%というのは毎年資産の1.81%を手数料として引かれていくということです。
オールカントリーと比べると信託報酬は1.7も差があるので、これだけで毎年1.7%リターンに差がつくことになります。

全世界株式の平均リターンはだいたい5%と言われていますが、このうちの1.7%を手数料として取られてしまうということなんです。
利益に対する手数料の割合という意味では34%にもなります。
利益の34%を手数料として支払うというのは相当なコスト負担だと思います。
 
ざっくりのイメージで言えば、100万円の利益が出たら34万円が手数料として引かれてしまうという感じです。
かなり大きくないですか?さすがにこれほどの手数料を取られてしまうと
増えるものも増えなくなってしまうので、このような高額な商品が多い毎月分配型の商品は避けるのが賢明です。
毎月分配型のもう一つのデメリットは分配金を貰って得した気分になっていたけど、実はただ元本を取り崩していただけだったっていうことが多いという事です。

毎月分配型は毎月お金をもらえるので、なんだか儲かっている気分になってしまいがちです。誰だってお金がもらえたら嬉しいですよね?
なのでそう思ってしまう気持ちもよく分かります。

でも貰っていたお金が実は自分が預けたお金をただ取り崩していただけだったとしたらどうでしょうか?
例えば銀行に100万円のお金を入れたとして毎月5万円を銀行から分配金ですよ、と言って受け取っているようなイメージです。
このような感じだったらまったく儲かっていないですよね。

確かにお金はもらってはいるけど単に自分が預けたお金を切り崩しているだけだったら全然得していないんです。
毎月分配型の商品全てが利益を出していないっていうわけではないのですが、もらっている分配金の内訳を見てみると元本の一部を取り崩して支払っているものが多いっていうのは事実です。

なので受け取る分配金は自分の預けたお金の一部をそのまま受け取っているだけなんだっていうことを自覚する必要があります。

投資信託は分配金を支払うとその分だけ基準価額が減るという特徴があります。
投資信託の多くは基準価額が1万円からスタートしますが、毎月分配型のファンドの基準価額は1万円を下回っているものが殆どだと思います。
これは単純に値上がりや利益以上の金額を分配金として支払っているということです。

先ほど登場したピクテ・グローバル・インカム株式ファンドの基準価額を見てみると2020年6月19日時点では2,624円です。
基準価額だけを見てみるとスタートから約4分の1にまで減少しています。
もちろんそれとは別で分配金をもらっているので資産が4分の1に減るっていうわけではないんですが、分配金をもらって得した気分になっていても、こんなふうに元本を取り崩しているだけでそれほど儲かっていなかったっということが起こりやすいので、このことは忘れないようにしてみてください。

「いや、でもそんなこと言っても毎月お金をもらえる形にしたいんだけど何かいい方法はないの?」という方もいるかもしれませんが、実はもう既にあるんですよね素晴らしい方法が、それは投資信託の定期売却サービスを使うっていうもので、定期売却サービスっていうのはどういうものかっていうと毎月決まった金額あるいは決まった割合で投資信託を売却できるというサービスです。

例えば毎月指定した日に3万円分だけを売却するとか、持参の0.3%だけを売却するとかそういった注文の仕方が出来ます。これを使えばオールカントリーのような低コストの投資信託で運用しつつ毎月分配型のように定期的にお金を受け取るということが実現できてしまいます。

多くの方は毎月分配型を使うよりもこの方法で切り崩していく方がコストを押さえてより長い期間資産を維持することができるようになるので、できるだけこの方法を使うようにしてみてください。

ちなみに定期売却サービスは楽天証券とSBI証券で利用できます。

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