話題のクラウドマイニング「マイニングシティ」の評判は最悪

最近、新しいクラウドマイニングサービス、MiningCity(マイニングシティ)が日本でも話題になっていますね。

日本の記事を見てみると、個人のブログやコインテレグラフ日本版も含め、積極的に紹介している内容が多く見受けられます。

ただ、注意しなければいけないのは、マイニングシティにはいわゆるネットワークビジネス的な側面があるという事。

つまり、人を紹介すればするほど自分が儲かるという仕組みです。

ご存知の方も多いかもしれませんが、マイニングシティの参加者は、マイニング報酬に加え、人を紹介することによるアフィリエイト報酬を得ることが出来ます。

日本の記事を見れば分かりますが、多くの記事がマイニングシティについて良い点ばかり書いています。

そのため、この記事ではマイニングシティについての海外の評判を紹介します。

とは言っても、マイニングシティはサービスが始まったばかりという事もあり、あまり多くのレビューは現時点で存在しないようです。

そのため、中身の充実したサイトの意見などを中心に引用していきたいと思います。

その前に、まずはマイニングシティについて初めて聞いた方のために、軽く特徴について述べておきましょう。

マイニングシティの特徴としては、以下のような点が挙げられます。

提携しているマイニングファーム(マインベスト社)の施設は、電気代が世界で4番目に安いカザフスタンにある。
紹介者制度を採用していて、マイニング収益の内35%がアフィリエイト報酬に支払われる。
マイニング収益の63%はマイニング設備の強化、購入などの設備投資に使われる。
マイニング収益の残り2%は、会社の運営費に充てられる。
他のクラウドマイニング業者がMineBest社へ10%の設備利用料を支払っているため、マイニングシティの運営費は安く済む。
提携先のBTC.comに対して、20,000台以上のマイナーをホストしている
参加プランは500ドル、1000ドル、2000ドル、3500ドルの4種類。上位のプランほどROIが高く、1100日に渡って報酬が支払われる。
マイニング開始は、プラン購入の10日後から。
アフィリエイト収入についてなどは、公式ページの契約条件(https://miningcity.com/terms)に載っています。

まず注目したいのは、そもそもマイニングシティってどこで人気なの?という点です。

あるサイトによれば、自分が所有していないサイトへのアクセスを調べる事ができるツール、Alexaを使用した所、マイニングシティの公式サイトへのアクセスは日本からが一番多く50%、次が韓国の26%、そしてベトナムの13%と続いています。

これが正しいとすれば、マイニングシティは完全にアジアをターゲットにしてマーケティングをしているという事になります。

Googleで言語設定を英語にして「”MiningCity”3500」などと検索しても、出てくるサイトの多くは日本語記事だったりします(3500ドルはゴールドプランの料金)。

マイニングシティについてのブログ記事は現状少なく、コピーをしただけの記事が目立ちます。

その中でも比較的具体的な記事は、英語とベトナム語のサイトで見つける事ができました。

結論からお話すると、英語の記事ではマイニングシティへの投資は積極的にはオススメしないという論調が目立ち、ベトナム語の方ではビットコインの価格次第、というように結論付けている記事が見受けられます。

なぜこのような評価なのでしょうか?

理由の1つとして、マイニングシティのようなサービスは、参加者に対して「パッシブ(受け身の)」な利益を与えます。

そしてこのような投資機会を与える企業というのは、いわゆる有価証券を提供していることになります。

これは適切な規制当局(SECなど)によって、管轄されている領域です。

海外記事では、「マイニングシティがきちんと規制に沿った手続き、ビジネスをしている証拠が一切ない」という点を問題視しています。これが本当だとすれば、証券が規制されているすべての国で違法に活動していることになってしまいます。

規制当局への登録には通常、投資家への支払いを外部からの収益を元に支払っていることを証明することが求められますが、マイニングシティの参加者への支払いが、本当にマイニング収益から支払われているかどうかを証明する証拠が無い、と指摘されています。

万が一、新しく入ってくる投資(マイニングシティの場合、500ドル~3500ドルのプラン購入費用)を既存の投資家への支払いに充てているのであれば、それはねずみ講になってしまいます。

海外サイトも、マイニングシティが実際にマイニングによって収益を上げているということ自体は否定していません。希望者はマイニング設備を見学できますし、おそらくマイニング自体は行っているのでしょう。しかし、そのマイニング収益が投資家への報酬の支払いに使われているのかを示す証拠が無いと言われています。

また、マイニングシティのサイトのドメイン(miningcity.com)の現在の所有者の住所として、詐欺の温床にもなっているキプロスの、不完全な住所が登録されている点も怪しいようです。

もしも、マイニング報酬を投資家へのリターンの支払いにきちんと使っているのであれば、投資家が安心して利用できるプラットフォームにするためにも、早めに規制当局にきちんと申請し、各国で安全なビジネス展開をしていって欲しいものです。当サイトがマイニングシティの日本での規制遵守などについて調査した訳ではありませんので、マイニングシティへの投資を検討している方で、このあたりについて詳しく知りたい方は、専門家に相談することをオススメします。

あとは、アフィリエイトの部分が本当に上手く回っていくのか?という点も考慮するべきでしょう。

ネットワークビジネスの是非はさておき、多くの場合このような紹介システムが発展・拡大し続けることは中々ありません。

マイニング報酬の内の35%は紹介者へと流れて行くわけですが、残りでマイニングの設備・費用を維持し続けられるのか?という疑問があります。

これにはビットコインの価格も大きく影響するでしょう。あるベトナムの記事では、筆者がビットコイン価格に対してとても強気であるため、マイニングシティは長期で続いていくビジネスになると予想しています。
信用性がないマイニングシティは本当にマイニング設備を持っているのか?という疑問も投げかけられているようですが、設備の見学を受け付けているようなので、気になる方は実際にご自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか?

このような信用性のない会社に行くこと自体危険なので私は全くおすすめしません。

マイニングシティは投資詐欺とも言える要注意案件ですね。

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